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こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
経年劣化などで、そろそろ階段やフローリングのリフォームが必要かな…とお考えでしたら、より手間をかけずに実施できる“上貼りリフォーム”という方法もあります。
というのも、2025年4月より木造一戸建て住宅の大規模なリフォームについてのルールが変更されました。この法改正により、住宅の安全性や品質の向上が期待できるとともに、ご自宅の条件によっては、これまで不要だった費用がかかったり、より時間が必要になる場合も考えられます。
今回は、法改正の影響を受けず、階段と床材のリフォーム費用・工期を抑えられる “上貼りリフォーム”についてご紹介したいと思います。

■”階段の架け替え・床の張り替え”は、工期・費用が増加する可能性も

建築基準法の改正により、2025年4月以降は例えば古い階段や床を撤去して入れ替えるような大規模なリフォームは、これまでより工期やコストが増える場合があります。
ちょっと難しくなりますが、木造の平屋または２階建てで500平方メートル以下の建物は、従来、大規模リフォームをする場合に行政にその内容を届け出る建築確認の申請が不要でした。
これは「4号特例」と呼ばれていましたが、省エネ対策の法律の施行に併せて今年の4月より特例が縮小されました。また4号という区分も変更となり、2階建て以上、または延床面積が200平方メートルを超える一戸建て住宅での大規模なリフォームは、新たに建築確認申請が必要になりました。

 

国土交通省サイト「建築確認・検査の対象となる建築物の規模等の見直し」周知チラシより

この、建築確認が必要な「大規模」なリフォームというのは、建物の主要構造部とされる壁、柱、はり、屋根、階段、床のそれぞれ過半となる改修をする場合を指し、どれか一つでも超えれば対象となります。今回取り上げた階段や床も、架け替えや張り替えなど工事内容と範囲によってその対象となります。( 最下階の床は主要構造部ではないため、張り替えの場合でも申請が不要となる場合もあります)

 

 

■費用・工期を抑えられる“上貼り”で、古くなった階段や床を手軽に一新

一方で、既存の階段や床に上から貼りつけて設置する”上貼りリフォーム”は、法改正の影響を受けずに実施できます。
例えば、「階段の踏み板が古くなってきた、傷や汚れが目立って気になる…」といった理由で「階段」のリフォームを検討されている場合は、工期やコストを抑えて手軽に実施できる“上貼り“はおすすめの方法です。もちろん、リビングやお部屋の「床」を手軽にきれいにリニューアルしたい、という場合もおすすめですよ。

 

画像は、リフォームガーデンでも採用しているパナソニックの上貼りだけで施工できる「ウスイータ」階段と床です。
豊富な色柄のラインアップで、お好みのインテリアに合わせて階段や床を一新。階段も踏み板を施工した日から昇降ができるので、しばらく2階に上がれない、といったことがないのも魅力です。ウスイータ階段と床を組み合わせれば、1階から2階まで、統一感のある空間を手軽に実現できますよ。
詳しくは、こちらをどうぞ
→Panasonic 住まいの設備と建材>1.5mmリフォームフローリングUSUI-TA［ウスイータ］
→Panasonic 住まいの設備と建材>システム階段・手すり：商品ラインアップ > 2.7mmリフォーム用 USUI-TA［ウスイータ］階段

■省施工でスピーディだから、”住みながらリフォーム”もOKです

“上貼り“施工は、階段の架け替えや床の張り替えのような、場合によっては仮住まいの検討も必要になる大規模なリフォームとは異なり、住みながらリフォームができることも大きなメリットです。日常生活への支障を少なくしながら、部屋をきれいに＆イメージチェンジできるのは、やはり助かりますよね。
既存の階段や床の上に貼れるので、騒音・粉塵が出にくく、近隣への配慮もしながらリフォームができる点も安心です。

今回は、法改正にも関わる階段や床の“上貼り”リフォームについてご紹介しました。
上貼りは、コストや工期を抑えられる便利な方法ですが、例えば、階段の急な勾配に不安を感じられていたり、床の下地などの状態によっては、別の方法が適している場合もあります。安心して快適にお暮らしいただけるよう、ご自宅により適したリフォームをご提案させていただきます。
住まいに関するお困りごとや、こんなことできる？などなど…小さなことでも どうぞお気軽にご相談くださいませ。