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タッフブログ

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2022.01.16

建築街歩き…「六華苑(旧諸戸清六邸)」

こんにちは。リフォームガーデンです。
寒い日が続いていますが、今年の成人式は幸い良いお天気でしたね。
日々報道されるオミクロン株も気になるところです…感染防止の基本行動を続け、体調管理にも気をつけて過ごしたいですね。
今回は、感染が落ち着いていた11月下旬に訪れた、三重県桑名市の「六華苑」をご紹介します。

 

桑名市「六華苑(旧諸戸清六邸)」

「六華苑」は揖斐川・長良川の広々とした河口近くにあります。
洋館とそれに連なる和館、複数の蔵などの建造物と池泉回遊式の日本庭園からなり、山林王と呼ばれた桑名の実業家、二代諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。

 

特に洋館部分は、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルが手掛けた建築として有名です。
コンドルが設計した現存する建造物の大半は東京に集中していて、地方では唯一、桑名市のみに現存するそうですよ。
東海地方で見られるとは、嬉しいです(^^)

建築は、和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化遺産として国の重要文化財に、
また、庭園は国の名勝に指定されています。

広々とした美しい庭に面し、洋館に和館が連なる構造と、4階建の塔屋が特徴的でした。

 


印象的な4階建て塔屋の内部は、こんな感じになっています。
窓ガラスには、当時としては珍しい曲面ガラスが用いられているそうです。

 

洋館部分は、当時を忍ばせるクラシックな内装。
暖炉のデザインも各室で少しずつ異なっていて、部屋をめぐる度に細やかな工夫を楽しめます。


洋館も和館も、美しい庭の景観を堪能でき、太陽光がたっぷり取り入れられるよう設計されています。
当時お住まいだった方々は、邸内から眺める美しい庭の景色を日々、楽しまれていたのでしょうね。


庭園に面して多角形に張り出した1階のベランダと2階のサンルーム部

 


和館・和室からは障子を通した柔らかな太陽光も美しく、広々とした庭園が臨めます


桑名と言えばはまぐりですが、東海道の宿場町として栄えた桑名宿で旅人に愛されてきた「安永餅(やすながもち)」も有名です。

細長く平らな焼餅のなかにつぶ餡が入って素朴なおいしさ。ちょっとおやつにもおすすめです(^^)

休苑日は月曜日、また2月1日(火)~13日(日)は臨時休苑となっているようです。
オミクロン株の感染ペースが収まり、人の移動もしやすくなることを願いつつ…
寒い日が続きますので、みなさまどうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

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