リフォームのテーマは“ホテルライク”➀【キッチン+リビングダイニング】
1.お客様のご要望
家族5人は進学や仕事の都合でそれぞれの生活拠点を持っていましたが、コロナ禍のタイミングで本宅に拠点を戻す家族が増えることになり、築37年の本宅をより快適するため、水まわりの設備の入れ替えとLDKのリフォームを決めました。
・ホテルライクな雰囲気にリフォームして欲しい。
・大容量タイプの食洗機を入れたい。
・キッチン内にたっぷり収納量を確保したい。
・今までのⅬ型キッチンはコーナー部分にデッドスペースができ、使いづらい。
2.スタッフからのご提案
ご家族の拠点が本宅に移られるのを機会に、水まわりの入れ替えを始めとしたLDKリフォームをご相談いただきました。
それぞれの生活拠点で新しい設備を使われている体験から、本宅の設備などの使いづらさも際立って感じられていたとのこと。
家事動線の改善、居室の雰囲気を変える照明計画など、現状のⅬ型キッチンの使いづらさを解消し、理想とされるホテルライクな空間となるようご提案しました。
■美しさと作業効率・収納力の両立
・システムキッチンはL型キッチンから作業効率も良く収納を確保できるⅠ型2列タイプのキッチンに変更し、カップボード側も
奥行き65cmの大容量収納を確保しました。
・奥行きの深いキッチンとカップボードの引き出しをフルオープンできるゆとりの通路幅で、家族数人で作業する際もスムーズです。
・カップボード内にダストボックスを収納してスッキリと。奥はストック置き場として有効活用できます。
・食洗機は大容量のフロントオープンタイプを選定。食洗機の扉を開け、カップボード側の引き出しをフルオープンにすると
向かい合わせとなり、効率よく食器がしまえる配置です。
■“ホテルライク“な空間作り
・リビングとダイニングの間にあった引き戸を撤去し壁紙や床材を一新、LDKをひとつながりの空間にしました。
・照明計画は、皆さんの予想以上に居室の雰囲気を左右する要素となります。
リビング・ダイニングは、天井にあった梁の凸部分を活かして折り下げ天井に変更し、間接照明を埋め込みました。
天井を照らすことで柔らかく光が広がり、明るさの確保とともに洗練された雰囲気になります。
・LDKに入ってまず目に入るキッチンは扉、カウンターなどブラックで統一。カップボードはリビング・ダイニングから見た際に
圧迫感を与えないホワイト色をご選定。
取っ手はキッチンと同じブラックでコーディネートし、ラグジュアリーな雰囲気と開放感のある空間になりました。
・間取り変更により増えた壁面には、ピクチャーレールを設置。壁を傷つけずにお好みの場所に絵を飾れます。
床面に物を置かずスッキリとした空間となりました。
【採用商品】
・システムキッチン パナソニック Lクラス
・建具、床材、床暖房 パナソニック
・照明 パナソニック
3.お客様の声
収納力だけでなくキッチンでの作業がぐっとしやすくなりました。キッチンに立つ時間が30分ほどは短縮できたように思います。
Ⅰ型キッチンの形状とトリプルワイドIHやダストボックス収納のおかげで、調理や後片付けの流れもスムーズです。
食器棚も奥行きが深く引き出しがフルに引き出せるので、これまで食器棚の奥で眠っていた大量の食器も、上からパッと見てどの食器がどこにあるのかすぐに分かり取り出しやすくなりました。
レンジフードはIHに合わせて奥行きが浅めなので、背の高い長男が料理中に頭をぶつけにくいのも良いですね。
キッチン・ダイニング・リビング、それぞれに床暖房にしたことで、足元が冷える日も暖かいです。特にキッチンは快適です。間接照明も入れてもらった事も大正解でした。LDKの居心地が良くなり、家族がリビング・ダイニングでおしゃべりしたり、ちょっとした書類仕事をしたりと長く一緒に過ごすようになりました。リフォームでライフスタイルまで変わるとは!と驚いています。
“ホテルライク”な理想の空間づくりに向けて、おふたりのお嬢様もプランニングに加わり、ご家族の皆さんとリフォームを進めていきました。
今回のリフォームをきっかけに息子さんが料理をする機会が増えたり、親子のコミュニケーションが活発になり家族の自宅での過ごし方が変わったとのこと。
年月と共に家族構成や生活スタイルが変化していく中で、間取りや設備選びも変わっていきます。
現状のお悩みやご希望・ご予算に合わせて、ご家族の理想の住まいに近づけるよう、精一杯ご提案させていただきます。ぜひ、小さなことからでもお気軽にご相談ください。
担当スタッフ:森