2023.03.20
春にも雷? 突然の激しい雷雨「春雷」に注意!
こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
東京に続き、岐阜でも桜の開花が発表されましたね。東京と同様に統計開始以来、最速タイだそうです。いよいよ春本番ですね!
さて、夏のイメージが強い「雷」ですが、実は春先の3~5月頃にも発生しやすく、この時期に鳴る雷を「春雷(しゅんらい)」と言います。
雷の発生するメカニズムは、暑い夏は地表が熱せられ、湿気を含んだ上昇気流が発生することで雷ができやすくなります。
これに対し「春雷」は、寒冷域が暖気を押し上げることで発生するため、特に寒冷前線付近に多いのが特徴です。
時には、雹(ひょう)が混じる激しい雷雨になることもあり、作物に大きな被害を与えることも…
なかでも4月は寒さがぶり返すこともあり、日本海低気圧から延びる寒冷前線によって雷が起こりやすいと言われています。
ちなみに、雷には色々な呼び方があり、その年初めて鳴った雷を「初雷(はつらい)」。啓蟄(けいちつ)の頃に鳴る雷を「虫出し(むしいだし)の雷」と呼ぶのだそうですよ。
雷が近づいてきたら…
雷が近づいてきたら、念の為に、早めにパソコンや電子機器、使っていない家電の電源コードを抜いておきましょう。
万一、近くで落雷があっても雷サージ(雷の影響により非常に大きな電流が瞬間的に流れる現象)の影響を受けにくくなります。
(テレビや電話機、ネットワーク家電など、複数のケーブルで接続されている通信機器は影響を受けやすくなるため、できれば、LANケーブルや電話線なども抜いておくとより安心です)
すでに雷が近くで鳴っている時は、感電の恐れがあるため電源には触れないように注意が必要です。
天候の急変には、家の中にいても早めに心づもりしておきたいですね。
万一の雷サージなどの影響に備えて、避雷器のついた分電盤などもありますし、雷サージに対応した電源タップを使用する方法であれば、工事も不要なので、ご自身でも対応が可能です(^^)