2024.11.27
使用済の「使い捨てカイロ」も活用できます!
こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
季節外れの暑さはいつまで?と思っていたら、ようやく寒くなってきましたね…急いで冬物の衣類を出しました。みなさまどうぞ体調にお気をつけください。
さて、冬の寒さのお助けグッズ「使い捨てカイロ」。レジャーや通学、通勤時などに愛用されている方も多いのではないでしょうか?
気象庁によると、向こう3カ月の長期予報は平年並みの寒さとなるようなので、今年も色々な場面で活躍してくれそうです。
今回は、使ったあともSDG’Sな “使用済カイロ“ の活用法の話題です(^^)
寒い日が続くと、一冬で使う個数もそこそこの数になりますよね。
この使用済みのカイロ、実はいろいろな活用方法があるので、使い方や効果をいくつかご紹介したいと思います。
使い捨てカイロの材料は?
お手持ちの使い捨てカイロによって多少違いはあるかもしれませんが、例えば、エステー株式会社によると、カイロの原材料は、鉄粉・活性炭・保水材(バーミキュライト・木粉・吸水性樹脂)・水・塩類とのことです。木粉や園芸で名前を聞くバーミキュライトなどもはいっているんですね。
カイロが発熱するのは、みなさんもご存知のように、鉄が酸化反応を起こすときに発生する熱を利用しているためですが、カイロの鉄粉がこれほど早く酸化反応を起こすのは、鉄粉と一緒に鉄の酸化反応を早める材料も入っているからなんです。
カイロに含まれる活性炭は、空気中の酸素を取り込み、酸素の濃度を高めることで鉄粉がさびるのを促進します。水や塩類には鉄分がさびるのを速くする働きがあります。また、バーミキュライトは、水で鉄がべたべたするのを防ぐための保水材として働き、酸化反応するときに放出しているそうです。
「使用済みカイロ」、いろいろ再利用できます
■脱臭効果・吸湿効果
・カイロに使われる材料、「活性炭」は表面に小さな孔が開いていて吸着する働きがあります。消臭効果があるので、袋のまま靴やブーツに入れたり、
下駄箱に入れたい時は、内容物を器に移して置いてもOKです。
・吸湿効果を持つ「鉱物」も使われているので、湿気が気になる押し入れやクローゼット、靴箱にもおすすめです。市販の脱臭剤や除湿剤に比べると
活性炭などの量はやはり少ないので、こまめに取り替えてください。
■ガーデニングに再利用
バーミキュライトや鉄分などは、ガーデニングする際に肥料として土に混ぜると、植物が育ちやすい環境を作り出す効果がありますが、カイロには
塩分が含まれているタイプもあるので、確認が必要です。
園芸をされる方の間では、コーヒーフィルターを使い水でろ過して塩分を取る方法なども話題のようですが、カイロによっては、そのまま土に使える
ことが明記されたタイプもありますので、関心のある方はお手持ちのカイロの説明書きを見てみてくださいね。
家族で使っていると意外に数もたまりますし、便利に再利用できればうれしいですね。
袋のまま一日はいた靴やブーツの中に入れる使い方は、とても手軽ですぐ活用できそうです。家族みんなの靴に惜しみなく使えるのも良いですよね。
「使い捨てカイロ」をたびたび使われる方は、この冬にぜひ試してみてください(^^)