2020.12.28
☆住まいのミニ情報☆ お部屋の上手な換気法
こんにちは。リフォームガーデンです。
今年も残すところ、あと数日となりました。
「この冬は、静かな年末年始を」との発表が政府からもありましたが、お家でゆっくり家族と過ごす時間が長くなりそうですね。
そこで今回は、家で過ごす際の“換気“についてお届けします。
●冬場の上手な換気方法
新型コロナウイルス感染予防には、こまめな換気も重要とされていますが、冬本番を迎え、寒さと換気の兼ね合いも悩ましいところです。
室温が下がりすぎないよう、上手に換気に取り組みたいですね(^^)
空気中の汚れを溜めないよう、最低2時間に1回はお部屋の換気を行いましょう。
(厚生労働省では、毎時2回以上の換気を推奨しています。”「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気方法“)
ポイントは空気の入口と出口を作ること。
できれば2カ所の窓(またはドア)を開け、対角線上に空気の通り道を作るのが最も効果的とされています。
また、部屋の空気は上昇する傾向があるので、高い位置の窓を開けることでより効率的に換気が行えます。
おすすめの換気法は「2段階換気」です。
まず人がいない部屋の換気を先に済ませ、空気が温まったらこの部屋の空気を人がいる部屋に入れる方法です。
急激な温度差で体調を崩さないよう、上手に空気を入れ換えましょう。
18℃を目安に室温が下がりすぎないように、寒い場合は暖房器具を使用しながら窓を開けて換気すると良いですね。
また、換気と併せて適度な加湿も有効とされています。
●住宅の換気システムや換気設備も併用できます
2003年7月以降に着工された住宅には「常時換気設備(24時間換気システム)」が設置されています。
みなさんのお家で、例えば、浴室の換気扇など“24時間換気システム“のスイッチを見たことはありませんか?
常時換気設備や換気扇を常時運転することで、室温を大きく変動させることなく最小限の換気量を確保することができます。
ご自宅に「常時換気設備」がある方は、定期的な「窓開け換気」と併用すると寒さ対策にも良さそうですね。
ですが、この換気システム、意外に正しく活用されていなかったりします…
特に冬場は外気が入って寒いため換気口を閉じていたり、スイッチをオフにされている場合もありますので、
この機会にぜひ、ご確認を^^;
今年は 例年より少し早めに、お休みに入られた方もいらっしゃるかもしれませんね。
いつもと違う冬…どうぞ体調にお気をつけて、暖かな年末年始をお過ごしくださいませ。