2021.03.02
☆暮らしの雑学☆ 春の風物「つくし」の名前の由来
こんにちは、リフォームガーデンです。
3月に入りましたね。1日から岐阜・愛知も緊急事態宣言が解除となりましたが、
感染再拡大とならないよう、引続き感染防止の基本行動を日々、行っていきたいと思います。
日中は暖かな日も増えて、春の訪れを感じられるようになりましたね(^^)
今回は、春の植物の話題です。
春先になると土から愛らしい顔を出す「つくし」。
実はつくしというのは植物名ではなく、正式には「スギナ」のことです。
つくしは春風に乗せて胞子を飛ばす役目をしています。夏に生い茂るスギナは多年生のシダ植物。
花は咲かず秋には枯れてしまいます。しかし早春の頃になると、地下に残っている茎から、
胞子入りの袋を持つ茎を地上に伸ばします。これがつくしです。
名前の由来は、スギナの茎に付いているので「付く子」、土を突いて出てくるから「突く子」、
節々で継いだように見えるので「継く子」など様々。漢字の「土筆」は、土に挿した筆に見えることから当てられたそうです。
スギナは生命力が強く、地下茎が地中に残っていると再び繁殖していきます。
そのため、農家の方にとっては、駆除の大変な雑草の一つとされていますが、最近はインテリア装飾として
つくしを飾るほか、庭やベランダでスギナを育て、春につくしを楽しむ人も増えているそうですよ。
つくしを見つけたら、スギナや菜の花、カラスノエンドウなど、散歩のついでに見つけた野の草花と
一緒に生けてみるのも楽しいですね。
コップや小瓶に入れる際は、それぞれの高さを決めるのも野に生えている植物の長さの順番を意識しながら、
植物の向きたい方向をいかして生けると自然な雰囲気になります。
上手に生けようと思わないこと!?がポイントのようです(^^♪
身近な春の草花、味覚として楽しんだり、インテリアに取り入れて季節を感じるのも素敵ですね。