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タッフブログ

スタッフより耳寄りな情報をお届けします。

2024.02.02

もしもに備える設備機器「トイレ」

こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
2月に入りましたね。能登半島地震から1月が経過しました。
元旦という思いもよらない日に発生し、日々ニュースで伝えられる情報に多くの方が心を痛めていらっしゃることと思います。
このたびの能登半島地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
厳しい寒さの中で続く避難生活、また復興への作業に携わられている皆様、どうぞ体調を崩されることのないよう、皆様の安全と一日も早く平穏な生活に戻られますことを、心よりお祈り申し上げます。

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」

災害が発生した際、避難場所へ向かう、自宅避難を行うなど状況も様々と思いますが、 使えなくなると体調にも影響し、大きなストレスになる身近な住宅設備の一つに「トイレ」が挙げられるのではと思います。
今回は、リフォームガーデンでも多くご採用いただくパナソニックのトイレ「アラウーノ」“災害時に対応した機能“についてご紹介したいと思います。

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」

トイレは断水時は給水されず、またタンクレスのトイレは電気を使っているので、停電すると水を流すことができない場合があります。
パナソニックのトイレ「アラウーノL150シリーズ、S160シリーズ」は、停電の際にはボタン操作や手動で水を流すことができます。また断水時には、便器に水を入れることで流すことができます。(NEWアラウーノVシリーズも手動で水が流せます)

 ■乾電池を使ってボタンで洗浄できる (L150シリーズ、S160シリーズに対応)

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」

断水していない場合、「アラウーノL150」シリーズは自動で給水が可能です。(「アラウーノS160」は排水のみ)
断水の場合「アラウーノS160」シリーズの場合は、排水後、便器洗浄面に水をためます。


■手動のハンドルで排水できる

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」 もしもに備えるトイレ「アラウーノ」

※L150シリーズで断水の場合、S160シリーズの場合はかならずこの手順をおこなってください。
詳しくはこちらもどうぞ→ Panasonic 住まいの住宅設備>トイレ>停電対応


ご紹介した乾電池を使って排水をする機能、乾電池は9Vアルカリ乾電池」(別売)を使用します。
使う機会の少ない角形の9V電池をどうして使うのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」
災害時は単3や単4などの乾電池は需要が増え、売り切れになる場合が多いため、大きな震災の経験からアラウーノでは災害時でも比較的入手しやすい9Vアルカリ電池を採用しているとのことです。

タンクありトイレ、またタンクレストイレでも各メーカーで停電・断水時の対処方法は異なりますので、ぜひ取扱説明書でご自宅のトイレの対処方法を確認し、ご家族で共有なさってください。
ただし、地震などで排水管が壊れている場合は、トイレを使うことができないため、大きな地震などが発生した際は、まずは排水管の確認を行ったのちに水を流してください。

トイレが使えないからと、水分摂取を控えてしまうとエコノミー症候群などの健康上のリスクも高まりますので、万が一に備えて携帯トイレをストックしておくなど、非常時の対応を考えておくと安心です。

 

■災害時、停電や断水が長期に渡ることも

もしもに備えるトイレ「アラウーノ」

※2 厚生労働省 東日本大震災水道施設被害状況調査最終報告書(平成25 年3 月)※3 内閣府中央防災会議 首都直下地震対策専門調査会(第15 回)事務局説明資料2

大きな災害が発生しないことを願いますが、自宅での避難が可能であったとしても、復旧には時間を要するものと認識し、家族で災害時の対処や備えについて、再度確認し共有しておくことが大切ですね。
住まいの安心・安全の備えなども、どうぞお気軽にご相談ください

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