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こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
今年は2月4日が立春でした。関東でも大雪が降って2月はまだ冬の真っただ中、というイメージですが、二十四節気の一つ「立春」は、春の始まりとされる日で、節分の翌日です。今回は、一足早く春を感じられる「春の切り花」についてのお話しです(^^)

 

この時期、生花店には一足早く春の花が並びます。生花店で春の花は1月から3月頃に主に流通しており、特に2月はカラフルな春の切り花が、鉢花よりも早めに並び始めます。
4月以降になると春の花の流通量は少なくなってくるので、実は今の時期は、春の切り花をしっかり楽しめる時期なんです。
寒い時期は切り花の持ちも良いので、生花店でお気に入りの花を見つけて、お部屋に飾ってみてはいかがでしょうか？

 

■人気の「切り花」は？
「チューリップ」や「ラナンキュラス」が定番。品種改良が盛んに行われるので豊富な色数が揃っています。

【左:チューリップ・右:ラナンキュラス】

春を代表する花の一つ「チューリップ」。鉢植えも切り花も人気があり、定番の赤や黄色以外にも、さまざまな色があります。一重咲きの他、八重咲きやフリンジ咲きなど、近年ますます品種が豊富になっています。
「ラナンキュラス」は、キンポウゲ科の多年草で、最近ではチューリップやスイートピーなどの定番の花を追い越すほどの人気です。こちらも、カラーバリエーションやサイズもバラエティに富んでいます。

 

【左:スイートピー・中央:フリージア　右:アネモネ】

フリルのような花びらが可愛い「スイートピー」、長持ちしやすい「フリージア」、花色が鮮やかな「アネモネ」などもおすすめの春の切り花です。
カラフルな花を見ていると気持ちも明るくなりますね。スイートピーやフリージアは、春の香りの良い花の代表とされていますので、爽やかな香りも一緒に楽しめますよ。

■春の「枝もの」にも注目！
「コデマリ」のふんわりした花も人気です。さらに、春を代表する「桜」も何種類か出回るので、お部屋で咲かせてみるのも楽しいですね。

【左:コデマリ・右:桜】

「コデマリ」は、バラ科の落葉低木で、白い小花が複数集まり、小さな手毬のようなその形から名付けられています。生け花でもよく使われますが、洋風のアレンジメントでも人気です。
春の定番の植物「桜」。生花店で販売している切り花の桜は、切り枝用に栽培されたものです。切り花として流通する桜には、啓翁桜（けいおうざくら）、東海桜、彼岸桜、吉野桜などがあり、一番早い時期に出回るのが、啓翁桜です。
家庭でも飾りやすい小さいサイズの枝が出回りますので、桜だけで楽しんでも良いですし、他の花とアレンジするのも楽しいですね。

 

冬場は暑い時期に比べて切り花も持ちが良いですが、水と茎の先の雑菌繁殖を防ぐことが重要なので、花瓶も清潔に保ちこまめに水を入れ替えし、茎がぬめっていたら洗い流して先を切り戻しておくと、より長く楽しめます。市販の延命剤もおすすめです。

この時期、色とりどりの花を生花店で見るのも楽しいですね。気に入った花を部屋に飾ると気分も上がりそうです(^^)
春の花の明るい差し色はインテリアのアクセントにもなります。ぜひ、一足早い春を楽しんでみてください。