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タッフブログ

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2020.05.23

住まいと住宅設備🏠 住宅設備の選び方【システムキッチン④】

こんにちは。リフォームガーデンです。
設備が古くなったり、壊れたり、お子さんが成長されてご夫婦の生活になったり・・・
みなさんがリフォームや設備機器の取り換えをお考えになられるきっかけはどんなことからでしょうか?
インテリア小物や家具などがお好きで良く見に行かれる方も、いざ設備機器を選ぶとなると、
何から始めたらいい?どこをポイントに選べばいいの?と思われるかもしれませんね。
設備機器に関することや選び方など、みなさんからお尋ねの多かった内容を少しずつご紹介していきたいと思います。

 

【システムキッチン④】

今回は、システムキッチンに組み込んでいく機器類の中から、
ガスコンロやIHクッキングヒーター、レンジフードなど、加熱機器まわりのお話しです。


■加熱機器

ガスコンロとIHクッキングヒーター、みなさんは買い替えの際、どちらでご検討されますか?
リフォームで機器やキッチンの入れ替えをされる方は、オール電化を機に加熱機器をIHクッキングヒーターに変えられる方もいらっしゃいますね。
ガスコンロの場合はガス配管を、IHクッキングヒーターの場合は200Ⅴの電源をあらかじめ引いておく必要があるため、まずは熱源をどちらにするか選択します。

 

◆ガスコンロとIHクッキングヒーター

ガスコンロはお鍋を選ばないので、今まで使っていたお鍋がそのまま使えますし、炒め物など鍋を振って食材を返したり、今までの調理スタイルを変えずに料理ができます。また、最近ではグリルが広くダッチオーブンのように調理できたり、天面がガラストップのものや、気になる五徳(お鍋を乗せる部分)やバーナーまわりのお手入れに配慮したものも多く出でいます。
反面、火を使うため安全面や夏場に熱い、構造的に五徳やバーナー部分があるためやはり掃除がめんどう、という面もあります。

IHクッキングヒーターは、使用するお鍋を選ぶ、基本的にお鍋は天面に置いた状態で使うなど制約はありますが、火を燃やさないため、袖口に火がつくという心配もなく安全面や夏場に熱くなりにくい、五徳やバーナー部分がなく天面がフラットなためお掃除がしやすい、というメリットがあります。


◆”IH”とは?

IHクッキングヒーターや炊飯器などで耳にするIH、”Induction Heating”の略で誘導加熱の原理を利用した加熱方法のことです。
ガスコンロは、ガスの炎の熱が伝わることで熱くなりますが、IHクッキングヒーターは、鍋底を磁力線が通過するときの電気抵抗でお鍋自体が発熱する、という仕組みとなっています。その原理のため、使えるお鍋に制限があるんですね。

基本的には磁力に反応する、磁石にくっつく素材で底面の平らなお鍋、というのが使えるお鍋となります(^.^)
磁石にくっつかない素材のお鍋でも一部使用できるオールメタル方式(パナソニックの呼称)のIHクッキングヒーターなどもありますので、多層鍋のセットをお持ちだったり、気に入ってずっと使われているお鍋がある方は、お鍋の底が平らな形状であれば、処分する前に一度メーカーに問い合わせてみてくださいね(^-^)

 

◆お掃除のお悩みの多いグリル部分

ガスコンロ、IHクッキングヒーターともにグリルのお掃除がめんどう!というお声、やっぱり多いです(>_<)
焼き網の他にプレートが付属している機種(リンナイ DELICIA)があったり、IHでは、お掃除の面倒な焼き網部分がなくプレート状になっている機種(パナソニック ラクッキングリル)もあり人気です(^.^)
最近は、魚はグリルで焼かずにフライパンやロースターで焼く、という方もいらっしゃるので、もともと魚焼き機の無い、グリルレスのガスコンロやIHクッキングヒーターもありますよ。グリルはなくてもいいわ!とう方は、キッチンリフォームの際の選択肢に入れてみてください(^-^)

ガス・IHそれぞれにメリットデメリットがあり、様々な高機能商品も出ていますので、調理のスタイルや電化の計画、ご予算によってお好みの器具を選んでください。

給湯器買い替えのタイミングなどで、今はオール電化にはできないけれどのちのち変えたい、という場合は、キッチン取り替えの際に200Ⅴ配線を準備しておいたり、家屋への引き込み線(単相3線式)や分電盤の確認をしておいても良いですね(^_-)

 

グリルレスタイプIHクッキングヒーター(パナソニック)

グリル焼き網なしタイプのIHクッキングヒーター(パナソニック)

 

■ビルトインオーブン(レンジ) 

システムキッチンは、加熱機器の下部ユニットの代わりに、選定したガスコンロやIHクッキングヒーターの機種に対応するオーブンレンジを組み込むこともできます。
オーブンレンジはキッチン家電としても場所をとるので、コンロ下にビルトインすると見た目もスッキリしますよね。
反面、コンロ下の収納が減るので、鍋類の収納スペースなどが必要になります。また、オーブンレンジの扉を開けたり、物を取り出したりする際にかがむ動作となるので、電子レンジ機能など使う頻度が多いと出し入れやお掃除などが負担になるかもしれません。
ビルトインタイプは置き型のオーブンレンジに比べて、選べる機種が限定され、価格面でもややお高くなる場合もありますので、キッチン家電に必要なスペースの計画と併せて、どちらが良いか検討してみてください。

 

■レンジフード

加熱機器の上部に設置する換気扇は、プロペラファン(扇風機のような羽根のついたタイプ)・シロッコファン(縦型の細い羽根がついたドラム型の形状)などがありますが、最近は、シロッコファンが主流になっています。
住宅の構造や換気扇の設置位置などにもよりますので、設置にあたり現場を確認します。
お掃除がめんどうな部分!としても常に名前の挙がる場所だけに、最近のレンジフードの清掃性はかなり進化しています(^^)/
自動洗浄機能のあるもの、フィルターレスタイプ、使うたびに高速回転で自動で油汚れを落とすもの、などなど…
各社、お手入れ・デザインともに力を入れた商品が出でいますので、メーカーショウルームで要確認です!

リフォームガーデンのショウルームにも、グリルレスタイプやグリルに焼き網のないお手入れラクラクなIHクッキングヒーターなど、展示しています(^-^)

現在、リフォームガーデンショウルームは完全予約制になっておりますが、
おうち時間であたためてきたキッチンや設備の入れ替え計画、そろそろ進めていきたいな、とお考えのみなさま、
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ(^-^)

ちょっと長くなりました…それでは、次回もよろしくおねがいします(^_-)-☆

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