2023.06.01
落としにくい「コケ」のお掃除方法
こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
梅雨のはしりのような天候だな…と思っていたら、東海地方も早くも梅雨入りしましたね。5月中に梅雨入りしたのは、実に10年ぶりだそうです。
梅雨時期は、やはりジメジメが気になります。この時期、多湿というと「カビ」を思い浮かべますが、今回は外回りにいつの間にか生えてしまう「コケ」について、掃除方法をご紹介します(^^)
「コケ」とは?
種々多様な種類のある「コケ」は植物で、蘚類(セン類)・苔類(タイ類)・ツノゴケ類を「コケ植物」と呼びます。
コケ植物は、葉緑体を持ち光合成により栄養分を作ります。また、維管束(いかんそく:水や養分を運ぶ管)を持たず、胞子で増えます。
根は無く、根のように見えるのは仮根(かこん)と呼ばれるもので、体を地面に固定するためのものだそうです。
維管束を持たず水を体まで送ることができないため、水分を身体の表面から取り入れる必要があり、日陰の湿ったところに生息します。
「コケ」の掃除方法
カビ取り剤などの塩素系漂白剤も効果的に活用できます。
コケ部分にスプレーし、数分待ってブラシでこすり、ジョウロやホースの水で洗い落としましょう。
敷石や側溝・コンクリート床など、外回りに生えるガンコなコケには熱いお湯を使います。
コケの濃い部分を中心に、ヤカンのお湯を注意しながらそっとかけます。しばらく待つと柔らかくなるので、ブラシなどで取り除きやすくなります。コケは少しでも残っていると、同じ場所から生えてくるので、しっかり落としておきましょう。
コケそうじ専用や、コケ・カビ除去タイプなどの洗剤も販売されています。
使用する際は、上記のカビ取り剤同様、取扱い説明書を確認し、目立たない場所で試してから使用すると安心です。
自分で試して除去できない場合、高所に生えてしまったコケや家の外壁全体におよぶ広範囲なものなどは、専門の業者に依頼しましょう。
外壁にひどく生えている際は、塗装等の効果も弱くなっている可能性もあるので、コケを取り除いたあとに劣化していないか、併せてチェックしておくと安心です。
気温や湿度の高くなる季節、塀や外壁、デッキ、ベランダなどにコケやカビが増えていないか、家の外回りもぜひ、確認してみてください(^^)