2023.04.04
住まいとあかり『フレキシブルに使えるダクトレール』
こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
『住まいとあかり』のはなし。今回は、暮らしの変化にもフレキシブルに対応できる「ダクトレール」についてのお話しです。
Panasonic 住宅照明総合カタログ Expert2022より
最近は、一般住宅でも人気です
「ダクトレール」は、「配線ダクト」などとも呼ばれ、スポットライトやペンダントライトなどの照明器具を取り付けることができるレール状の配線器具のことです。
ダクトレールというと、店舗やオフィスなど施設の照明計画、というイメージもあるかもしれませんが、最近では、フレキシブルに対応できる利便性やスタイリッシュなイメージから、一般住宅でも、ポイントとなる箇所だけでなく、居室全体の照度を確保する主照明としても使われるようになってきました。
ダクトレールのメリットは?
カフェやおしゃれなSHOPのように雰囲気のある空間に…というだけではなく、ダクトレールがついている範囲であれば、工事や工具なども必要なく、自分で手軽に照明器具の追加や交換、位置の移動ができるというのが、大きなメリット&魅力です。
子供の成長など、生活スタイルの変化やインテリアの好みが変わったり、部屋の模様替えなど…ダクトレールがあると、暮らしの変化に合わせて、照明環境を手軽に変えることができます。
Panasonic 住宅照明総合カタログ Expert2022より
ダクトレールは、レール部分と電源を引き込むフィードイン+エンドのキャップで構成され、各種ジョイントで直線の接続だけでなく、Ⅼ型やT字型に接続することも可能です。ダクト対応の照明器具も各メーカーから様々発売されており、選択肢も増えて一般住宅でも取り入れやすくなりました。
模様替えで家具を移動しても、フレキシブルに対応
部屋の模様替えに合わせて、食卓やワークスペースなど、あかりが必要な場所にスポットライトを移動。
照明器具の位置や角度を変えたり、許容範囲内の容量・耐荷重であれば、手軽に照明器具の追加もできるので、実際に明るさ感を確認しながら、調節できます。
ダクトレールを取付けする際は、電気工事が必要ですが、引掛けシーリングがついていれば、電気工事をしなくても設置可能な「インテリアダクト」もあります。画像のように、1つの電源でダイニングテーブルと壁の絵を照らしたい場合や、明るさが不足していて追加したい場合などにも便利です。
こんな使い方も…
許容耐荷重範囲内であれば、吊フックを使って、ミニグリーンを吊り下げることもできます。
ちなみにパナソニックの吊フックは、耐荷重5kgです。スポットやペンダントと一緒にドライフラワーやモビールなど吊り下げるのも楽しいですね。
こちらのお宅では、1Fのリフォームの際、対面キッチンのカウンター上にダクトレールでスポットライトを取付けしました。
空間の使い方によりフレキシブルに対応でき、モノトーンのスタイリッシュなインテリアにもマッチしています。
照明は住空間の雰囲気を左右する大きな要素になります。質の良いあかりを効果的に照らすことで、より快適で豊かな空間に…
リフォーム時は、住まいの照明計画も変更できるチャンスです。ぜひ、お気軽にご相談ください(^^)/