2023.09.08
犬や猫の「換毛期」の注意点は?
こんにちは。リフォームガーデンヤマガタヤです。
日中は残暑が続いていますが、台風の通過とともに朝晩は涼しさを感じるようになってきましたね。
今年の夏の記録的な猛暑は、毛皮をしっかり着込んだわんちゃん・ねこちゃん達には、ひときわきつかったのではないでしょうか…
今回は、犬や猫の「換毛期」の話題です。
犬猫の「換毛期」って?
換毛期のブラッシングの際に出るびっくりするような大量の毛! 特に上毛と下毛のあるダブルコートの犬や猫を飼われている方には、ペットあるあるの一つですよね。本当に…いつまでもブラシに毛がついてきます(^^;)
被毛には、紫外線による皮膚のダメージを防いだり、クッションなど様々な役割がありますが、大事な役割の一つが「体温調整」。種にもよりますが、気候に合った体温調節のため、春と秋に毛が抜け替わる「換毛期」を迎えます。人の衣替えのようなものなんですね。
気温差があるため地域にもよりますが、春の換毛期は5〜7月、秋は9〜11月頃が目安です。
最近は、犬も猫も室内飼いが増えているため、日照時間や気温の変化があまり感じられないことも要因となり、換毛期がはっきりしない犬や猫たちも増えてきているようです。
「換毛期」に注意することは?
短期間で大量の毛が抜けて新しい毛に生え替わるため、この時期は普段以上にペットの体調や栄養面にも気を配りたいですね。
また、犬も猫も「ブラッシング」は普段から大切なお手入れの一つですが、多くの抜け毛や抜けかけた毛が、被毛についた状態になりがちな換毛期は、特にブラッシングが大切になってきます。
犬や猫は、自分や仲間の体を舐めることで、体の手入れや気持ちを落ち着かせたり、コミュニケーションの手段にしています。
抜け毛が多い時期には、グルーミング(毛づくろい)の際に、多くの毛を飲み込んでしまうこともあるため、適切なブラッシングが飲み込む量を減らす有効な手段にもなります。
また、ブラッシングの際は毛の流れに沿って梳くように行い、毛玉ができていないか、皮膚に炎症やダニやノミなどがいないか?など、併せてチェックします。
小さい頃からブラシやブラッシングすることに慣らして「気持ちがいい」と感じてもらえるようにしておけると良いですよね。ブラッシングを嫌がる犬や猫には、ミトンタイプのブラシなどもおすすすめの一つです。
特に長毛種の場合など、シャンプーも抜け毛の除去に効果的ですが、やり過ぎにも注意です。
愛犬や愛猫の体質も考慮しながら、適切な頻度と適切なシャンプー剤で行います。また、シャンプー後はしっかり乾かし、必要に応じて保湿ケアを行うなど、かかりつけの獣医さんに健康診断や予防接種の際に、被毛と皮膚の状態を見てもらいアドバイスをもらうのも良いですね。
換毛期のペットのお手入れは、抜けた毛の掃除も含めて本当に大変ですが、コミュニケーションや体の不調や病気にも気づくことができる大事なケアでもあります。大切な家族の一員…健康に長生きして欲しいですよね。
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